トレースページの概要
[トレース]ページには、インストルメントされたアプリケーションからのトレースデータのトレースと操作が表示されます。 [トレース]ページには、ナビゲーションサイドバーまたは[リソース]のサービスからアクセスできます。
[トレース]ページには、次のビジュアルコンポーネントを使用してトレースデータが表示されます。
- トレースグラフ-トレースデータを表示して、トレースのパフォーマンスを視覚化できます
- トレーステーブル-トレースデータのスパンを時間順に並べ替えて一覧表示します
フィルタを使用して、トレースデータを絞り込むことができます。 フィルタがトレースデータに適用されると、フィルタで選択されたオプションに基づいてトレースグラフとトレーステーブルが更新されます。 トレーステーブルから、エンドツーエンドのトレース詳細画面にアクセスできます。

トレースグラフ
トレースグラフを使用すると、以下を使用して、トレースが時間の経過とともにどのように実行されているかを視覚化できます。
- レイテンシ-トレースグラフには、レイテンシによってプロットされた操作が表示されます。
- 時系列-トレースグラフには、時間の経過とともに取り込まれたスパンとエラーが表示されます。
「レイテンシ」または「時系列」を選択して、選択した操作のトレースグラフにトレースデータを表示できます。

トレーステーブル
トレーステーブルには、次の詳細を使用して、トレース内の特定の操作が表示されます。
フィールド | 製品説明 |
操作 | インストルメンテーション中に設定される操作の名前。 |
時間 | 操作が発生した時刻。 テーブルは時間の昇順または降順で並べ替えることができます。 |
期間(ミリ秒) | ミリ秒単位の操作の期間。 |
サービス | 操作が開始されたサービス。 サービスに関連するエラーがある場合は、重大度を示すアイコンが表示されます。 |
リソース | 操作に関連付けられているリソース。 リソースに関連するエラーがある場合は、重大度を示すアイコンが表示されます。 |
エンドツーエンドのトレースビュー
特定の操作を選択すると、その操作が参加しているエンドツーエンドのトレースが、トレース内の他の操作とともに表示されます。 エンドツーエンドのビューでは、選択した操作に焦点が当てられますが、タイムラインにはその前後の操作も表示されます。
このビューには、操作ごとに、サービス名と操作名の後に、操作の期間とエラーステータスが表示されます。 バーの長さはその持続時間を示し、バーの色は操作のエラーステータスを示します。

操作を選択すると、その詳細パネルも開きます。 この詳細パネルには、次の情報が表示されます
タブ | 製品説明 |
インフォ | 操作の基本的なメタデータ(タグやログなど)、操作が関連付けられているリソース、および操作が開始されたサービス。 |
ログ | 手動インストルメンテーションを介して送信される操作ログ(アプリケーションログなど)、およびLMログから送信されるリソースログ(インフラストラクチャやアプリケーションログなど)。 見る LMログ 詳細についてはこちら。 |
アラート | 操作が関連付けられているリソースのアクティブなアラート。 |
このコンテキスト情報を使用して、トレースによって識別された問題のトラブルシューティングを行うことができます(期間またはエラーステータスを使用)。